たまりば

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2019年08月22日

加賀電子 塚本勲氏

~人生の大先輩の賢者より~

加賀電子の創業者、塚本勲氏のインタビュー映像が、kenja.tvで紹介されていました。

塚本氏は、加賀電子の創業者です。加賀電子といっても一般の人にはあまり馴染みがないかも知れませんが、電子部品の専門商社として国際的に活動しており、東証一部に上場している大企業になります。

塚本氏は24歳の若さで加賀電子を創業。70代後半となった現在も、会長としてバリバリ現役で活躍してらっしゃるとのことです。

kenjaの動画で自らの生い立ちを語ってらっしゃいますが、たいへん興味深いです。石川県出身で、父親は国鉄の線路工夫。戦時中に5人兄弟の三男として生まれました。

金沢市立金沢工業高校の在学中に都会での生活に憧れるようになり、高校を中退して上京。可変抵抗器メーカーで工場の作業員として勤務します。

そこで営業の仕事に魅力を感じ、営業部門に配属してもらうと、すぐに社内でダントツ1位の成績を出すようになったそうです。まさに営業が天職だったのですね。

その後、知人が創業した電機卸会社で営業マンとして働いた後、1968年に独立します。東京・秋葉原で電子部品の問屋を創業。これが加賀電子の始まりです。元手となる資金20万円は、実家の両親がかき集めて何とか工面してくれたとのこと。

最初は、電機メーカーに片っ端からご用聞きに出向き、必要な部品を仕入れてお届けするという仕事をひたすら続けたそうです。まさにブローカーのような存在ですね。

お金も信用もない状況ながら、塚本氏らの人柄と人脈を武器に顧客を増やし、会社は順調に成長。大きな危機もなく、売上高も利益も伸びていったといいます。

24歳で会社を起こした叩き上げともなれば、あくの強いワンマン経営者を想像しがちですが、インタビュー動画での語り口はとても穏やかで、親しみやすさが溢れています。

組織運営の基本方針は「義理、人情、浪花節」。新しいことに挑戦したい社員がいれば、どんどんチャンスを与えるといいます。社員が考えたビジネスをグループ会社として独立させる場合も多いそうです。

専門商社という軸足は変わっていないものの、EMS(電子機器の受託製造サービス)などの形で自ら製造も一部手掛けています。「お客様のお役に立つことは率先してやる」という塚本氏の営業マン魂が、今も事業拡大の原動力になっているのではないでしょうか。





  • Posted by kenja at 21:32 │加賀電子

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