2020年06月24日
全国トップの畳屋「キツタカ」の橘高勝人社長
~斜陽産業で急成長を遂げた賢者~
動画サイト「賢者グローバル」(kenja.tv)で、急成長した畳屋の社長さんが紹介されているのを見つけました。
キツタカという会社の橘高勝人(きつたか・かつひと)社長です。
キツタカの本社は東京都大田区。関東と関西に17の支店があります。東京の多摩地域でも、八王子と調布に支店を構えています。
畳屋として全国1位だそうです。個人経営の畳店から、年間売上高が50億円を超える業界のリーダーへと発展。市場規模が年々急減している「畳」という斜陽産業において、極めて異例な存在として注目を集めてきたようです。
橘高社長は1958年(昭和33年)生まれ。父親は畳職人だったそうです。その父が脳出血で倒れたため、高校生ながら家業を全面的に手伝うようになったといいます。
それまで医学部を目指していたという橘高氏。畳屋の息子ながら、畳を縫ったことすらありませんでした。父親が元気なころに縫った畳の裏を見て、糸の形跡から縫い方を覚えたそうです。
「大きい仕事」を獲るために、営業に奔走。マンションなどの建築現場への体当たり的な営業も繰り返し、ディベロッパーやハウスメーカーから仕事を取るようになっていきました。
ようやく売上高が拡大していくと、今度は資金繰りが悪化したといいます。これを受けて、入金までに日数がかかる新築物件を減らし、賃貸物件へと転換したそうです。つまり、畳の「張り替え」を主力事業にしたのです。
また、畳製造の世界に成果主義を導入したといいます。労務費の比率を30%以下に設定し、低価格の畳張り替えで大成功したとされます。今後は、畳だけでなく、和室に必要な様々な建具や建材を扱う"和室業界のリーダー"としての活躍が期待されています。
若者へのメッセージでは「1回や2回の失敗にめげることなく、謙虚な気持ちを持って自分の目標を達成していただきたい」と話しています。
需要が大きく減っている業界でも、やり方次第では飛躍が可能なのですね。新鮮な驚きでした。
動画サイト「賢者グローバル」(kenja.tv)で、急成長した畳屋の社長さんが紹介されているのを見つけました。
キツタカという会社の橘高勝人(きつたか・かつひと)社長です。
キツタカの本社は東京都大田区。関東と関西に17の支店があります。東京の多摩地域でも、八王子と調布に支店を構えています。
畳屋として全国1位だそうです。個人経営の畳店から、年間売上高が50億円を超える業界のリーダーへと発展。市場規模が年々急減している「畳」という斜陽産業において、極めて異例な存在として注目を集めてきたようです。
橘高社長は1958年(昭和33年)生まれ。父親は畳職人だったそうです。その父が脳出血で倒れたため、高校生ながら家業を全面的に手伝うようになったといいます。
それまで医学部を目指していたという橘高氏。畳屋の息子ながら、畳を縫ったことすらありませんでした。父親が元気なころに縫った畳の裏を見て、糸の形跡から縫い方を覚えたそうです。
「大きい仕事」を獲るために、営業に奔走。マンションなどの建築現場への体当たり的な営業も繰り返し、ディベロッパーやハウスメーカーから仕事を取るようになっていきました。
ようやく売上高が拡大していくと、今度は資金繰りが悪化したといいます。これを受けて、入金までに日数がかかる新築物件を減らし、賃貸物件へと転換したそうです。つまり、畳の「張り替え」を主力事業にしたのです。
また、畳製造の世界に成果主義を導入したといいます。労務費の比率を30%以下に設定し、低価格の畳張り替えで大成功したとされます。今後は、畳だけでなく、和室に必要な様々な建具や建材を扱う"和室業界のリーダー"としての活躍が期待されています。
若者へのメッセージでは「1回や2回の失敗にめげることなく、謙虚な気持ちを持って自分の目標を達成していただきたい」と話しています。
需要が大きく減っている業界でも、やり方次第では飛躍が可能なのですね。新鮮な驚きでした。
Posted by kenja at 22:14
│キツタカ